ゴッドファーザー

20世紀の映画トップテンなど、映画史に残る作品を決めるランキングの上位に必ず顔を出す作品が「ゴッドファーザー」です。続編のPartⅡもアカデミー作品賞を獲得した名作中の名作です。

フランシス・コッポラ監督の残した最高の作品ではないでしょうか。40年以上も前の映画とは思えないほど綺麗な映像でたくさんの印象的な場面が出てきます。若き日のアル・パチーノも出演しています。

そして、天才マーロン・ブランドの一世一代の演技が観れるのがこの作品。マフィアのボスの威圧感と求心力、そして年老いていく姿を見事に演じきっています。あのしゃがれた声がなんとも言えずいいですよね。

ごっどふぁーざー

    出展:wikipeia
    第二次世界大戦が終わった1945年。イタリア系アメリカ人のコルレオーネ家はニューヨーク市郊外の高級住宅街の一角を占める。屋敷では主人であるドン・コルレオーネ(マーロン・ブランド)の娘コニー(タリア・シャイア)の結婚祝賀宴が豪勢にとり行われていた。ガソリン配給優遇措置を受けるためのステッカーが貼られた高級車が敷地外に並び、太陽の下では故郷を同じくするイタリア人が老いも若きも陽気に歌い踊っている。
    一方、邸の隅にある書斎では昼にもかかわらずブラインドが降ろされている。花嫁の父はかすかに寂しげな表情を浮かべ古い友人たちを迎え入れる。
    葬儀屋でドンに娘の名付け親(ゴッドファーザー)になってもらっていたアメリゴ・ボナセーラは、ドンに代理の復讐を求めてきた。ドンはアメリゴに「自分は殺し屋ではない」と説明し、かつ長年自分のところに寄り付かなかったことを責める。だが「(マフィアであるドンに)借りを作ることが怖かった」と心情を吐露するアメリゴを寛大に許し、友情に従い誠実に対応した。
    この謁見を、ドンのコンシリエーリ(相談役)であるトム・ヘイゲン(ロバート・デュヴァル)は部屋の隅で無表情のまま見つめている。
    宴の中、海兵隊大尉の制服に身を包んだ三男のマイケル(アル・パチーノ)が、恋人のケイ(ダイアン・キートン)を伴い久しぶりに帰宅する。
    初めてマイケルの家を訪れたケイは彼の兄弟たち、大柄で快濶な長兄ソニー(ジェームズ・カーン)、大人しい次兄のフレド(ジョン・カザール)、それに血は繋がらないが兄弟同然に育った弁護士のトムを紹介される。突如現れた人気歌手ジョニー・フォンテーン(アル・マルティーノ)に目を丸くしてマイケルに種明かしをせがむ。マイケルはドンが非合法な手段によりこの歌手を救った過去を明かした。ドン・コルレオーネ、即ち彼の父が組織暴力のトップ「ゴッドファーザー」であることを率直に伝える。ソニーもフレドも組織の幹部であり、トムはコンシリエーレ(consigliere;顧問、相談役)として官房に携わっていたのだ。
    驚くケイに対しマイケルは、彼らは家族として重要な存在だが、自分はその家業には無縁であると誓う。ドンもまたマイケルが堅気の生活を送ることを望んでいた。自分の道を歩こうとするマイケルはケイと恋人同士の時間を過ごす。賑やかなマンハッタンの街中をデートする2人。ラジオシティ・ミュージックホールを過ぎようとした時スタンドで売られている新聞を見たマイケルは驚愕する。そこにはドン・コルレオーネが襲撃され重傷を負った記事が載っていた。この瞬間からニューヨーク五大ファミリーの一つとして地下帝国で栄華を誇ったコルレオーネ家の運命は悲劇の暗転を繰り返すこととなる。

ゴッドファーザーの批評

「久しぶりにゴッドファーザー観たけどさ、あれ完璧だね。」
by ダウンタウン松本人志

有吉もサンデーナイトドリーマーというラジオ番組で、「ジョニー・フォンテーンが役を得るために、プロデューサーのベッドに馬の生首を入れたシーン」をよく話しています。確かにあのシーンは衝撃的。

人気歌手のジョニーがドン・コルレオーネに相談に来ます。

「俺にぴったりの役があるんだが、プロデューサーが渡してくれない。」
「男がくよくよするな、任せておけ。」

ドン・コルレオーネは弁護士のトムを使いにやります。トムはプロデューサーのウォルツに交渉しますが、ウォルツはこれを断固拒否します。理由は愛人の女優をジョニーに寝取られたから。トムは話しても無駄だと判断して帰ります。

しかし次の朝、ウォルツが起きるとベッドが生温かい。そして掛け布団をめくるとベッドに赤い液体が… なんと足元には馬の生首が置かれています。

実は交渉の中で50万ドル(当時はものすごい額のはず)のサラブレッド(種馬)を紹介されていました。その馬を殺し、生首をプロデューサーのベッドに放り込むというマフィアの怖さを印象付ける名シーンです。

ちなみに、この馬の生首は本物を使って撮影したというのだから、生々しく恐ろしいですね。

namakubi

マーロン・ブランドの演技に注目

主演のマーロン・ブランドはマフィアのボスという難しい役柄を見事に演じ切っています。風格が漂っていて、マフィアのボスってまさにこんな感じなんだろうなと思わされます。

マーロン・ブランドは天才だったと言われていますが、基本的にはどの作品も本気で取り組んでいなかったそうです。そんなマーロン・ブランドが唯一本気で、ノーギャラでもかまわないと交渉して得た役が、このドン・コルレオーネだったそうです。

まさに彼の一世一代の演技です。必ず観るべき作品ですね。

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