プライベート・ライアン

仲間一人を助け出すために、なぜ数人の命を懸けなければならないのか?
これは本当に正しい判断なのか?

戦争映画の最高傑作とも言われているのがプライベート・ライアンです。プライベート・ライアン以前、以後では戦争映画が変わったと言えるでしょう。

プライベート・ライアン

    出展:wikipeia
    本作のストーリーは、ナイランド兄弟の逸話が基になっている。
    ライアン二等兵のモデルとなったフレデリック・ナイランド三等軍曹には、エドワード、プレストン、ロバートの三人の兄がいた。フレデリックはDデイ初日に、輸送機パイロットのミスで予定の降下地点からかなり離れた内陸地点に降下してしまい、なんとか原隊に復帰したところ、部隊の従軍牧師から3人の兄全員が戦死したと告げられた。国防省のソウル・サバイバー・ポリシー(巡洋艦「ジュノー」に勤務していたサリヴァン兄弟が、ジュノー撃沈によって全員死亡したことを受けて制定されたルール)に基づいてフレデリックは前線から引き抜かれ、本国に送還されることとなった。
    フレデリック本人はそれほど帰国したかったわけではなかったらしく、しばらくは部隊と行動を共にしていたが、従軍牧師が書類を提出してしまったため、上層部に認可された後は帰国するしかなかった。帰国後、彼は終戦までニューヨーク州で憲兵として勤務している。
    映画と違いフレデリックが原隊に自力で復帰した事からも分かるように、救出隊が組織されたという事実はない。また、母親のナイランド夫人は実際には未亡人ではなかったが、息子3人の死亡通知を同時に受け取ったというのは史実らしい[要出典]。なお、長兄エドワードの戦死は誤報で(実際には作戦中行方不明)、ビルマの日本軍捕虜収容所に収監されていたところを英軍に救出され、帰国後に母親との再会を果たしている。

プライベート・ライアンの批評

初めて観たときの感想は「とにかくエグい」です。

それまでの戦闘は、銃で撃たれて倒れる、血を流してうずくまるという描写しかありませんでしたがプライベート・ライアンの冒頭「ノルマンディー上陸作戦」のシーンでは、兵士の腕や足がちぎれて吹き飛ぶ、内臓が飛び出る、ちぎれた体の破片を探しまわる、といったリアルすぎる戦場の様子が描かれており、とにかくエグいんです。

それほど恐ろしい戦地において、一人の仲間を助けるために何人もの命を投げ出す必要性、合理性はあるのかという重いテーマです。

アカデミー賞もなんと11部門ノミネート。当時の映画会に衝撃を与えた作品でした。

当時の状況をリアルに描写している本作品は、戦争を知らない世代は絶対に観るべき映画です。プライベート・ライアンでは生々しい戦場の様子を垣間見ることが可能ですが、兵士が精神崩壊していく様子を描いている作品では「フルメタル・ジャケット」という傑作があります。

こちらもいつか紹介したいと思います。

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